3月3日はひな祭り。女の子の健やかな成長を願う大切な日です。この時期になると、ちらし寿司を楽しみにしているお客様も多いんじゃないでしょうか。
一口にちらし寿司と言っても、実は地域やスタイルによってさまざまな種類があるんです。皆さんはいくつ知っていますか?
ちらし寿司の主な種類
1. 江戸前ちらし(ばらちらし)
東京を中心に食べられるスタイルで、酢飯の上に刺身や海鮮が豪華に盛り付けられています。寿司屋で提供されることが多く、見た目も華やかです。
主な具材:マグロ、サーモン、エビ、イクラ、貝類、錦糸卵、のり
2. 五目ちらし(関西風ちらし)
関西や西日本でよく見られるちらし寿司で、酢飯にしいたけ、れんこん、にんじん、かんぴょうなどの具材を混ぜ込み、錦糸卵や海老をのせます。お祝いの席でもよく作られます。
主な具材:しいたけ、かんぴょう、れんこん、にんじん、海老、錦糸卵、桜でんぶ
3. 京ちらし(京風ちらし)
京都のちらし寿司は、上品な味付けが特徴で、穴子や湯葉、京野菜が使われることが多いです。全体的にあっさりした味わい。
主な具材:湯葉、穴子、しいたけ、みつ葉、木の芽
4. ばら寿司(岡山ばら寿司)
岡山の郷土料理で、「祭り寿司」とも呼ばれます。酢飯に魚介類、野菜、卵などをたっぷり混ぜ込む豪華なちらし寿司です。江戸時代の倹約令の影響で生まれたとも言われています。
主な具材:ママカリ(魚)、海老、穴子、しいたけ、レンコン、錦糸卵
5. ひなちらし(ひな祭り寿司)
ひな祭りの際に食べるちらし寿司で、甘く煮たしいたけやれんこん、海老、錦糸卵、絹さやなどで彩りよく飾ります。家庭で作られることが多いです。
主な具材:海老、れんこん、錦糸卵、絹さや、桜でんぶ
6. 北海道の海鮮ちらし(海鮮丼)
北海道では新鮮な海の幸を活かした海鮮ちらし(海鮮丼)が人気です。ウニ、いくら、ホタテ、カニなど豪華なネタがたっぷりのります。
主な具材:ウニ、イクラ、ホタテ、カニ、サーモン
7. 松前ちらし(北海道・松前寿司風)
松前漬け(数の子・するめ・昆布の醤油漬け)をアレンジして酢飯にのせたもの。独特の粘りと旨みが特徴です。
主な具材:するめ、数の子、昆布、錦糸卵
8. 長崎の「大村寿司」
長崎県の郷土料理で、押し寿司の一種。ちらし寿司のように具材を混ぜ込み、押し固めて作ります。甘めの味付けが特徴。
主な具材:白身魚、しいたけ、錦糸卵、甘酢生姜
9. 鹿児島の「酒寿司」
鹿児島ではちらし寿司の一種として、焼酎を加えた「酒寿司」があります。発酵させることで独特の風味が生まれます。
主な具材:海老、鯛、しいたけ、かんぴょう、酒
ちらし寿司には地域色がある
地域ごとに特色があり、見た目や味の違いを楽しめるのがちらし寿司の魅力です。みなさんはどれがお好みでしょうか?
季節を楽しむ鮨やまけんでも特製ちらし寿司をご用意してお待ちしております。 やまけん流の華やかなちらし寿司をぜひ味わいにきてくださいね。
また、ご予算や用途に応じてさまざまなコースをご用意しておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。ケーキのご準備もございますので、ひな祭りやお誕生日の大切なお祝いをぜひやまけんで。
ご予約をお待ちしております。